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学校評価と提言

 本校は、保護者・生徒・教職員・近隣地域の方々に学校評価アンケートを実施し、評価委員会での検討を経て、学校運営連絡協議会より提言が行われています。下記の学校評価アンケートの結果と提言をご覧ください。

 

平成29年度 学校評価アンケート結果

概要
 

集計結果
   (生徒・保護者・教職員)   

集計結果
(地域)

 

平成29年度 学校運営連絡協議会 実施報告書

 

平成28年度 学校評価アンケート結果

  概要  

  集計結果報告  

 

平成28年度 学校運営連絡協議会 実施報告書

 

平成27年度学校評価アンケート結果

 

平成27年度学運協提言

平成28年2月17日

平成27年度「南多摩」学校運営連絡協議会 学校改善に向けた提言

評価委員会評価委員長

南多摩PTA代表 柿沼 健一

1 今年度学校評価アンケート及び回答の特徴

今年も過去2年間と同様の質問項目、形式及び評価基準を用いて学校評価アンケートを実施している。

生徒・保護者・教職員に対して、同一項目の質問を行い、認識の差異から課題を明らかにする設定も今年で3年目である。従来から回答者の本音を問うために、無記名の回答方式にしている。以上の形式を設定しているのは、本校の教育活動に対する評価者の意識の経年変化を見るためである。

回収率も良く、教職員については昨年同様に100%の回収率であったが、保護者の回収率は、昨年83.3%に対して今年は75.2%に、地域の回収率は昨年50.0%から今年は36.0%へと低下してしまった。来年は、保護者、地域の回答数を増やすよう工夫したい。

最後に、本校の学校評価アンケートの評価基準は、4(とてもそう思う)、3(そう思う)、2(そう思わない)、1(まったくそう思わない)の4段階としている。5段階ではない4段階の評価基準にすることで、肯定的傾向(思う)か否定的傾向(思わない)のどちらかにあるかを明確にしようとしている。

 

2 学校評価アンケート集計結果の分析

生徒・保護者・教職員の全ての回答者から、評価基準4(とてもそう思う)、評価基準3(そう思う)を加えた肯定的評価が70%以上得られている項目である。昨年度の「教員の教科指導の取組」「学校行事」「部活動」「安全教育」「進路指導」「個に応じた進路指導」「高みを目指させる進路指導」「学校生活の充実感」「学校行事への意欲」「清掃活動への意欲」の項目に、今年度は「本校の学習指導への取組」、「国際理解教育」「生活指導」「美化清掃指導」「学習への意欲」の5項目が加わり、反面3・4年生の回答が70%を超えていない「高みを感じさせる進路指導」の1項目が減った。

さらに、80%以上の肯定的評価を得られている項目は、「教員の教科指導への取組」「進路指導」「学習への意欲」「学校行事への意欲」「国際理解教育」である。

上記の結果から、生徒・保護者・教職員が、学校生活全般で、昨年度よりも様々な面で満足していることがうかがえる。今年度の評価で特徴的なことは、学校・教員の教育活動の項目と生徒の意欲の項目の評価が高いことである。学校及び教員から熱心な指導を受け、安心して本校での生活を過ごし、授業や定期考査・実力テストといった学習、日常の清掃に真面目に取り組み、合唱祭・文化祭・体育祭、マラソン大会、FW成果発表会、関西・海外研修旅行等を楽しみにして取り組んでいる生徒の姿がうかがえる。また、保護者や教職員も、その手応えを感じている。

多くの項目の面で、高評価を得た背景である。

本校は、今年も、教員の授業力向上を目指し、教員研修に力を入れた。具体的には、外部シンクタンクによる生徒による授業評価を活用した授業改善、教員同士でお互いの授業映像を見ての教科研修会、他校の授業参観、予備校での研修となどである。

今年度初めての取組も多い。中等教育学校で初めての卒業生となる6年生への講習や個別指導、平日放課後、・土・日・祝日、本校で生徒が自習するための対応など、教員が6年生のために新たに取り組んだことも多かった。学校行事でも、今年は、1年生から6年生までが揃い、中等生だけで行う初めての学校行事となり、南魂祭(なんたまさい)の合唱祭・文化祭・体育祭が、更なる盛り上がりを見せた。

本校のFW(フィールドワーク)・LW(ライフワーク・プロジェクト)を行う総合的な学習の時間の活動が東京都から評価され、今年度から3年間「理数イノベーション校」指定校となり、「磯の観察会」、「長瀞研修」、「科学の甲子園」など、生徒の活躍する場が広がっている。学年ごとの学校周辺の地域清掃、部活動での校内・地域清掃といった清掃活動も、昨年度より増えている。部活動も、昨年度より更に活躍している。陸上競技部での世界大会、全国大会、関東大会出場、太鼓部の東京都での優勝、全国大会出場決定、南多摩フィルハーモニーの全国大会出場、なぎなた部の関東大会出場をはじめとし、文科系・運動系の部活動とも、活動が盛んである。

今年度は、本校のホームページ内容を大幅に刷新した。また、前年度の更新回数の少なさを反省し、日々の本校の取組状況を発信しようと更新を重ねている。年度末までには、1年間で200回の更新は超える。

反面、「学校評価の活用」(中等3・4・5年生)、「学習習慣」(4年生)、「家庭での学習時間」(1~4年生)、「読書習慣」(4・5・6年生)、の肯定的回答が50%を下回っている。

「学習習慣」(4年生)であるが、3・4の肯定的回答が50%を切った4年生以外では、3年生が60%未満、2・5年生が60%超えといった状況に対して、1年生と6年生は80%を超えている。「家庭での学習時間」(1~4年生)は、昨年度同様肯定的評価は高くない。毎日の授業時間以外の学習時間(塾・予備校を除く)が、4が3時間以上、3が2時間以上、2が1時間以上、1が1未満の評価基準としている。回答の平均値であるが、中1が2.3、中2が2.0、中3が1.9、中4が2.0で、1~4年生が、毎日平均1時間前後の家庭学習を行っていることになる。リーダー育成を謳う本校の生徒として、この家庭学習時間は、少ない。反面、大学受験が近付いている5年生、そして6年生と、家庭学習の時間は急増している。塾・予備校の時間ではなく、自分が主体的に学習する姿勢が、学力伸長につながる。家庭での学習習慣を定着させ学習時間を確保すると同時に、日常生活での有効な時間の使い方ができるよう生徒を支援するために、学校として取り組んでいかなければならない。進路部が、来年度に向けて、全学年の生徒が毎日の学習記録をつけることを提案しているが、この取組により、「学習習慣」の定着、「家庭での学習時間」の増加につながると思われる。

「読書習慣」(4・5・6年生)の読書習慣の低さは、4よく読んでいる、3読んでいると回答している生徒が80%前後になる前期課程の生徒と正反対の結果である。この結果は、昨年度と全く同じである。受験目前の6年生は直面している受験勉強のため、この結果は仕方がないかもしれない。しかし、前期課程で読書習慣が定着していたと思われる4・5年生の読書習慣の定着率の低さは、1日のうちで読書に向かう時間が思うようにとれないことも背景にあるのかもしれない。上記の「家庭での学習時間」と同様だが、学校外での読書時間の確保と同時に、日常生活での有効な時間の使い方ができるよう生徒を支援するための、今年度の取組を見直し、来年度は更なる取組を行いたい。

「学校評価の活用」(3・4・5年生)であるが、保護者や教職員の肯定的評価は80%前後と高い。記述アンケートの回答はもちろん、日常.での生徒との接触の中で、生徒が学校に期待していることが何なのかを更に理解するとともに、南多摩中等教育学校のコンセプト(設立理念、立場)、学校として変えられることは変えていくこと、学校の姿勢として変えられないことは変えられないことを彼らに丁寧に説明していきたい。また、学校評価アンケートを生徒に行う際、同時に記名式でのいじめ等の調査と体罰等の調査を行い、生徒のいじめ等や体罰等について気になる回答があれば、担任と管理職で速やかに確認した。その調査でも、いじめ等や体罰等の疑いや不適切な行為について本人のみならず他者についても問う質問項目を設定し、問題点があればすぐに浮き上がるようにしている。その結果、有と回答した生徒がいた場合には、管理職が担任に、必要があれば本人に詳細を確認し対応をした。

記述意見では、様々な方々から、様々な率直な意見をいただいた。文面から意見の背景も読み取り、今後の本校の改善に活用させていただきたい。

地域の意見であるが、本校への期待が昨年同様、極めて高い一方、生徒の行動等では否定的な意見や指摘も目立っている。地域と連携しての防災訓練、生徒会や部活動による地域行事への参加、地域行事への学校施設貸出と、地域とつながる取組を行った。今後も、地域と連携していき、相互理解に努める。

 

3 評価結果からの提言

学校評価アンケートの集計結果を踏まえ、学校運営連絡協議会として以下の4点について提言する。

以下の提言について、速やかに実行することを期待する。

ア 学習及び読書習慣の確立

生徒の実態を踏まえ本校の教育活動を検討し、学校における学習指導をより一層充実させるとともに、その効果を高めるための生徒個々の学習や読書習慣を確立させる。

イ 地域との連携

FW・LW、宿泊防災訓練、清掃活動、地域行事への参加等、地域との連携を進める。

ウ 進路指導の一層の充実

生徒一人一人の進路実現を目指し、現在の個に応じた進路指導の方向性を充実させる。

エ 学校評価アンケート結果に対する学校の対応策の説明

本校のコンセプト(設立理念、立場)、学校評価アンケート結果への本校の対応を、生徒集会、保護者会や校長と語る会などで、生徒・保護者・地域に分かりやすく説明する。

 

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