校長挨拶

令和 3年 4月 1日
 

       

 東京都立南多摩中等教育学校 校長 永森比人美でございます。本校に着任して6年目を迎えました。今年度もよろしくお願い申し上げます。
 さて、新型コロナウイルス感染症対策についてですが、本校の生徒は純朴で明るく、素直で真面目、学校の感染拡大防止のルールに従い制約の多い学校生活を辛抱強く乗り超え、学習、部活動、各種委員会活動等に工夫を凝らして取り組んでおります。また、保護者の多大なる御協力も得て、教職員及び生徒共にコロナ感染のクラスターを発生させることなく穏やかな日々を過ごせていることを大変嬉しく感じております。
 
 本校は、心・知・体の調和から生まれる人間力を育みイノベーティブなグローバル人材を育てることを学校目標に掲げ、開校以来フィールドワーク(探究学習)を柱に6年間の多様な教育活動を展開しております。また、平成31年度(令和元年度)に文部科学省からWWLコンソーシアム構築支援事業の拠点校として指定を受け、国内外の大学、企業、国際機関等と協働し、生徒へより高度な学びを提供する仕組みを構築するとともに、その輪を広げていく取組を推し進めております。
 その一環として、教員が2年がかりで「探究の本校独自テキスト」を作成いたしました。このテキストは今年度から「総合的な学習の時間」(前期課程)や「総合的な探究の時間」(後期課程)の授業で活用してまいります。また、昨年度から探究学習を「Local型」から「Cross the Border型」に進化させるとともに、従来の教科に加え、新たに「文理融合の教科」(3年生で技術・家庭科の代わりにデータ分析、4年生で地理と理科の融合として地球探究、5年生で数学を英語で学ぶMIE、6年生でpensée(哲学)の授業を教育課程に位置付けて行い、生徒の多面的・多角的な思考力を養い、知識活用型の力・探究力を育成しております。
 
 その他、昨年度から取り組んでおります新たな事業を一部抜粋して御紹介します。まず、コロナ禍でも多岐にわたる教育活動を展開できるよう、教職員が一丸となって研修を重ね「オンラインと対面によるハイブリッド型事業」を実施しております。生徒は、対面とオンラインを組み合わせた休業中の授業を始め、有識者による講演会を視聴、同世代の海外の生徒との交流会に参加、また主体的に校外の各種コンテストや発表会で学習成果を発表する等して、自己肯定感や自己有用感をもち学習意欲を向上させております。また、「新規コンソーシアム事業」として、本校の所在地である八王子市との連携により、2040年の八王子市の街づくりの政策提言に地域の都立学校生や小中学生と共に参加し、互いに切磋琢磨する時間を過ごしました。この事業を通して地域との連携を一層深めることができ、「地域に愛される学校づくり」を推進することができました。
 今後も国内外の大学、関係機関、グローバル企業等と連携してコンソーシアムの枠組みを広げ教育活動の質をさらに高めてまいります。そして多様な教育活動を通して「基礎力のある生徒集団」から「突破力のある生徒集団」へと生徒の成長を促し、生徒の”夢の実現″を支援してまいります。昨年度はコロナ禍で学校にお越しいただくことが難しい状況でございましたが、今年度はコロナが落ち着き、皆様に直接お会いできることを楽しみにしております。
 
※ 下の図は、生徒が作成した本校のシンボルマークです。
(この鳥は八王子市の鳥であるオオルリです。飛ぶ姿には、南多摩の生徒が世界に飛び立つようにとの願いが込められています。鳥を囲む三角形は、南多摩の教育目標である「心・知・体の調和」を三つの頂点で表しています。オオルリの足には南多摩を象徴するオオクスノキの葉が握られています。南多摩のオオクスノキは、明治41年の開校当初から植えられていました。昭和20年8月2日の八王子空襲で母校は一夜にして焼け野原となり、クスノキも焼け焦げてしまいました。しかし、翌年の春になると若葉を芽吹かせ見事に再生したのです。それ以来、このオオクスノキは、困難に屈せず意思を貫いて生きてきた先輩たちの精神のシンボルとなりました。)

 

 

 本校は、東京都教育委員会から次の指定を受けています。
 
〇 Society5.0に向けた学習方法研究校
 
〇 英語教育推進校
 
 本校は、文部科学省から次の指定を受けています。
 
〇 「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」拠点校

 

 
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